日本国内には、興信所、探偵社を名乗り営業している所は全国数千社あります。興信所も探偵社も営業内容はほぼ同じなのですが、これだけ全国に同じような業種がある中、様々なトラブルも生じております。中でも1番多いトラブルは、料金に関することでしょう。 大抵の依頼者は、まずインターネットやタウンページ、チラシ、看板等を見て、「信頼できそうだな。」と思える探偵社・興信所へ一度電話をかけるでしょう。そこでの注意点として、具体的に何を見て「信頼できそうだな。」と判断されたかです。 インターネットまたは、タウンページにしても大袈裟な表現、非常識な謳い文句をしている所は除外するのは勿論です。また、タウンページに一面広告を載せ、全国に支社がある探偵社・興信所、ホームページだけを見ると信頼でき、大きく見える探偵社・興信所でも、実際は事務所がマンションの一室であったり、本当は事務所がなく、電話だけが転送になっていたりとする所も少なくないのが現状なのです。 必ずしも、広告が大きいから調査能力も高い、信用もできるというわけではありません。高い広告費をかけていなくても、信用、実績の優れている探偵社・興信所は多数存在しています。 また、信頼をし、高い料金を支払ったにも拘らず満足のいく結果が得られなかった、だとか追加料金で高額な請求を受けた等、同業者としても腹の立つ内容は今も後を絶ちません。慎重に選ぶことは勿論ですが、その時に念頭に置いて頂きたいことは、
「依頼者の本当に望んでいることや最終目的を真に理解し、真剣に調査やアドバイスに取り組んでくれるのか?」ということになるでしょう。 そのことが、調査能力の有無にも関連し、総合的に有能な探偵社・興信所と、そうでない探偵社・興信所の分かれ目になるからです。 そして、実際に探偵社・興信所で話を聞いた上で、担当の探偵が信頼できるか自分の目でしっかりと確かめ判断することです。そして後悔をしない為に、少しでも不安なこと、疑問に思ったことは必ず聞くことです。 また、聞くことのできる関係を担当者との間で築くことができるかもポイントでしょう。 依頼者側としては、疑いを持って面談に望むことは必要です。しかし、探偵社・興信所側にとって、実際に調査をする上で信頼なくしての調査は、非常に結果が取りにくい場合が多いのです。 探偵社・興信所との間で信頼関係を築くことも、結果を追求する上では非常に重要となってまいります。 まずご自分の問題点をよく話してみてください、担当者が親身になって話を聞いてくれ、真剣に調査の提案やアドバイスをしてくれるかが、明暗の分かれ道です。
今、ご依頼をお考えの方、またご依頼を迷ってある方が「探偵社」「興信所」を選択する1つの判断基準として、「依頼者の本当に望んでいることや最終目的を真に理解してくれる探偵社・興信所」、を選ばれることをお勧め致します。